子どもの歯の矯正には種類がある

発達障害・感覚過敏と歯列矯正 歯の矯正

前回の記事では、かかりつけ医に来ている矯正の先生と無料相談をした結果、矯正する必要があるという説明を子どもがめちゃくちゃネガティブに捉えてしまい、矯正治療拒否になってしまったところまで書きました。

ところで、子どもの歯の矯正にはいくつか種類があるのをご存知ですか?
床矯正、ワイヤー矯正、マイスピース矯正などがあります。

始める年齢やお口の中の状態によってどの治療法が良いかは異なりますが、矯正開始が永久歯が生えそろう前でよくあるパターンとして「床矯正」という種類の矯正装置があります。
これは上の歯に取り付ける装置で取り外しができ、上あごが狭いような子には顎を広げる装置が付いた物もあります。

通常は床矯正を寝る時と日中に付けることで、上顎を広げ歯並びを整えていくというものです。
舌の使い方に悪い癖があり歯並びが悪くなっている場合には、舌が本来あるべき位置にいやすくする効果もあります。

実は私もこの装置を小学生の頃に付けたことがあるのですが、床とよばれるところ(写真のピンク色の部分)が硬く、さらに口の中に何かくっついている感覚や、顎を広げる時の痛みが辛くて挫折した経験があります。

なのでそもそも床矯正に否定的な私が、ただでさえ「もう矯正は嫌だ」と思った子どもをどう説得するか。しばし悩みました。

そんな時にネットを検索していたら「マイオブレース(Myobrace)」というマウスピース矯正に出会いました。

マイオブレースというのはオーストラリア発の矯正治療システムで、歯並びをよくするというよりは、歯並びを悪くさせている原因に着目して歯並びを綺麗にしようとするプログラムです。

ざっくりいうと、舌の使い方や位置を正しい場所に持っていったり、鼻呼吸を促していくトレーニングと、マウスピース装着を並行して行うプログラム。

人間の舌ってすごい力を持っていて、舌の使い方が悪いとそれだけで歯列が悪くなってしまうそうです。(常に舌が下の歯を押していると下顎の歯が出てしまう、逆だと出っ歯になってしまうなど。)

このマウスピース型矯正のマイオブレースは実施しているクリニックも少なく、費用もただの床矯正をするよりはかかってしまう感じだったので非常に悩みましたが、うちの子は寝ている時の口呼吸がすごいので、マイスピース型の矯正をする方が呼吸の悪い癖も治せそうだと思い、マイオブレースをやってみようと決心しました。

あとは、一度、治療を拒否してしまった子どもの説得と、通いやすいクリニック探し…。

この記事を書いた人

発達にでこぼこがある子供たち(ADHD・ASD・不安症)と暮らしています。

人とちょっと違う特性があるがために日常生活に困難さがある。
そんな多様性のある子どもたちをありのままに受け入れられる場を知りたい、作りたい。そんな思いを抱きつつ、今は自分の子育てに手いっぱいだけど、いつか困っている子供の役に立ちたい!と思い日々葛藤しています♪

子どもの権利、特別支援教育にも注目中。

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