どうしても子供にイライラしちゃう

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今まで発達障害の講座をいくつか受けてきているのですが、

対面式で行う講座では途中でお母さん同士のお話の場があり

講座そのものの内容と言うよりは

「みんな、こんな風に頑張っているんだ」

「同じ悩みだな」

なんて共感をして心が軽くなって帰宅することが多い私です。

先日もとある発達障害の講座を受けに行ったのですが

その中で

「これを知っていたら、気持ちが楽になる方がいるかも」

と思ったことがあったので

ここでご紹介したいと思います。

発達障害の子供に関わらず、という感じなのですが、

いろいろ考えて接しているのに、なかなかうまくいかない

この子とは相性が悪いんじゃないか

と感じることって、ありませんか???

それはもしかしたら「気質」が関係しているかもしれません。

気質とは、人間や哺乳類などの動物の集団が先天的にもっている刺激などに反応する行動特性である。 性格と同一視されやすいが、性格は気質から作られる各個体の行動や意欲の傾向である。なお、この気質はヒポクラテスの古代ギリシア医学における四体液説に由来する。

ウィキペディア

気質とは簡単に言えば、

産まれながらの特性で、変えられないもの

と言えると思います。

例えば、気質にはこんなものがあります。

  • 早起きが得意
  • 人とすぐ打ち解けられる
  • 好き嫌いがない
  • 外出が好き

こんなお母さん(お父さん)と

  • 朝はなかなか起きられない
  • 人見知り
  • 偏食が強い
  • 家で静かにしていたい

こんな気質を持つお子さんだとしたら、どうでしょうか。

人と人との付き合いと考えても、到底、気が合うとは思えませんよね。(^^;

とても大切にしている自分のお子さんだとしても、

この気質が違えばやはりうまくいきにくいという事でした。

なので、もしかしたらその「イライラ」はこういった事が原因にあるかもしれません。

では、どうやって解消するのか!?

もし、もう一人の保護者の方とお子さんの気質が合うならば

なるべくもう一人の人との時間を増やしてもらったり、

きょうだいの中で気が合う子が居たら、きょうだい同士でいる時間を増やしたり。

どこにも頼れない!という方は

その講座の主催の方曰く

「支援者に託す(預けたり、関わりを持ってもらったり)」

とのことでした。

「支援」といっても、お子さんに何かするのではなく、預けるだけだったり、

お母さん(お父さん)の愚痴を聞いてもらうだけでも良いと思います。

変えられない気質が原因ならば、

そこを合わせる事は諦めて、別の手立てを考えたほうが良いそうです。

支援者探しは大変だとは思うのですが、

私も気質が合わない子と毎日対峙してるので、

どうしても払拭できないイライラを毎日強く感じますし

今、まさに支援者や支援場探しをしているところです。

「自分の子供を他人に任せるなんて無責任だ」

なんて考えでお辛くなっている方がもしいらっしゃいましたら、

産まれながらの物を変えるのはとても大変だから

(子供と同様、それをすると自己肯定感が下がる一方…。)

他者や場所をうまく利用して、ご自身を少し開放しても良いのではないでしょうか?

少しでも参考になり、どなたかの気持ちが軽くなれば幸いです。

子育ては大変な時も多いです。

更に何かしらの特性を持っていると上乗せされるネガティブ要素も多いですが、

無理なく、笑顔で頑張っていきましょう。(*^^*)/

この記事を書いた人

発達にでこぼこがある子供たち(ADHD・ASD・不安症)と暮らしています。

人とちょっと違う特性があるがために日常生活に困難さがある。
そんな多様性のある子どもたちをありのままに受け入れられる場を知りたい、作りたい。そんな思いを抱きつつ、今は自分の子育てに手いっぱいだけど、いつか困っている子供の役に立ちたい!と思い日々葛藤しています♪

子どもの権利、特別支援教育にも注目中。

✨発達サポーター
✨児童発達支援士/発達障害コミュニケーションサポーター
✨こどもパートナー/こどもサポータ―
✨シブリングサポーター※きょうだい児サポート

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