一番大切なのは、親の笑顔だと思う

マインド

どんなに自分の子供がかわいいと思っていても、子育てをしている中では怒ってしまうこと、イラついてしまうことはつきものだと思います。

まして発達障害や一般的でない特性のある子供の場合、そうなってしまうことが多いと思います。

私が子供の育てにくさを強く感じ始めたのは、確か3歳くらいだったと思います。

なにしろ保育園に行くのに時間がかかり、到着してもごねだしたら40分くらいなだめて引き渡す、そんなことがチラホラ出てきた時でした。

クラスとしては2歳児クラス。

その時の担任のベテラン先生が、たまに「〇〇に困っているんです」とお話をすると、「〇〇したらどうですか?」などと、ぽろっとアドバイスをくれ、それなりに効果的だったので信頼をしていました。

その先生に少し悩みを聞いてもらったときに、「でも、お母さんがいつも笑っているから、〇〇ちゃんは大丈夫よ」と言われた時がありました。

先生がそう言った理由は、詳しくはなぜだかわかりません。

でも、子供の性格の捉え方、接し方など、信頼のおける先生からの言葉だったので、

「そっか、私が笑っていれば大丈夫なのか。」

と、それ以来、私は笑って過ごせるように心がけてきました。すると不思議と、そう心がけるようになってから、子供の癇癪やぐずりが和らぎました。

この経験から、親、特にお母さんの笑顔は子供にとって特別なものなんだと思うようになったのです。

でも待って。

たびたび起こる癇癪、思い通りに行かない行動その他もろもろで、笑っていられる時間なんて、ほとんどないですよね。(苦笑)

私もそうでした。

ならば「笑っていられるようにする」には、どうしたら良いかを考えるようにシフトしたのです。(子供の行動を変えて自分が笑えるようにするのではなく、笑えるためにはどうすれば良いかという考え方に変えたということです。)

子供の「困ったな」という行動に対して笑っていられるようにするためにはどうしたら良いか

これを解くには多少の知識だったり勉強が必要にはなると思います。

でも、この方法が楽に生きる一番の近道だと思うし、実際にこういう気持ちに切り替えてからはどんどん楽になったと思います。

発達障害の子や手のかかる子は、大人からすれば「なんでこんなに困らす行動をするの?」と思いますが、実は困らせているのではなく、子供がそれほど困っているという証なのです。

困った行動にイラついちゃう!それは普通の感情で悪い事ではないと思います。

でも、なんでその行動をしているのかという目線に立つと、「あ、困ってる。かわいそうだな。」という気持ちになり、自然と助けてあげたくなって表情も和らぎます。(もちろん、なれないときもありますよ!)

子供の困った感情に、親も一緒になってネガティブな感情をぶつけても、何も良いものは生まれません。

ぜひ、困らせる行動をしている時こそ、笑顔で包み込んでほしいです。

その笑顔は、絶対に子供の心の支えになると思います。

この記事を書いた人

発達にでこぼこがある子供たち(ADHD・ASD・不安症)と暮らしています。

人とちょっと違う特性があるがために日常生活に困難さがある。
そんな多様性のある子どもたちをありのままに受け入れられる場を知りたい、作りたい。そんな思いを抱きつつ、今は自分の子育てに手いっぱいだけど、いつか困っている子供の役に立ちたい!と思い日々葛藤しています♪

子どもの権利、特別支援教育にも注目中。

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