※このブログで書いている「支援級」は、「自閉症・情緒障害特別支援学級」のことです。
※就学相談の流れは自治体により異なる可能性があります。
就学相談に必要な書類の作成を終え、資料を揃えたらいよいよ面談です。
就学相談室で話されること
自治体によって相談する相手は異なると思いますが、私の場合は就学相談室と指導課の職員の方と3名での面談になりました。
※特別支援教室(通級)の入室時に面談したときは就学相談室の職員さんと一対一の面談でした。
まず聞かれることは、「なぜ支援級を希望したか」ということ。
ここは頭の中を整理しておいたり、不安ならばどう伝えるかを練習しておいても良いかもしれません。
その後は面談票をもとに、障がいのことや特性のとこを聞かれたり話したりします。
今までもいろいろな支援先に話してきたようなことを伝えるだけなので、そんなに大変なことではなかったですが、ここで自分の要望や不安などもきっちりと伝えておくと良いと思いました。
面談内容は人により違うと思うので詳細は割愛しますが、ここでふるい落とそうというものではないと思いますので、子どもにとって支援級が必要だということをしっかり伝えるとよいです。
通学バスについて
私が住んでいる自治体では、有難いことに支援級に通う小学3年生までの子どもは通学バスに乗ることができます。子どものうち一人が乗車対象年齢なので、通学バスについても説明がありました。
「原則、小学3年生までは乗れますが、子どもたちの自立のためにもできるだけ公共交通を使ってほしい」
「社会に出たら電車も使うわけだし、子どものためにも、訓練として今からできるだけ自力で登校してほしい」
という、「むむ?」っとするような説明を聞かされました。
我が家は公共交通(特に電車)に乗るのが不安で難しい子がいます。
また、乗り継ぎなどの待ち時間などがとってもとっても苦手な子がいます。
それも特性のうちなのですが、それに対して「自立が必要」だから、電車やバスで来いと言われると、正直もやっとしました。
なので、登校手段が原因でまた不登校になっては困るから、乗れるならば乗車対象ではない高学年の子も乗せてはもらえないかと訴えると、状況によっては可能というお答えだけいただけました。
※通学バスは利用できると良いなと思う反面、乗り合いなので乗車時間がとても早かったり、特性が合わない子が居ると喧嘩が起きたり。いろいろな問題があるようで、現実は「楽ちんやったー」ではないそうです。
不登校は支援級に入れない?
なお、支援級は不登校の子のための学級というわけではないので、不登校だから支援級に入れない(入りづらい)といった自治体があると聞いたことがあります。
幸いにも私が住んでいる自治体では「自閉症や情緒障がいが原因で不登校になっている場合は入級の対象」ということで就学相談に挑めましたが、このあたりも要注意かなと思います。
お住いの地域が絶対にダメですという自治体ではないけれど、不登校だと入りづらいということであれば、対策をしっかりして面談すると良いと思います。
※一番良いのは経験者の方に話を聞くことなので、親の会やママ友などで繋がりがあったら、ぜひ就学相談のことを聞いてみてください。