通級に対する考え(私の場合)

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年末年始のムードもなくなり、気づけば2月。

新1年生になる子供たちは、寂しさとワクワクが入り混じり、

親はやることに追われる時期になってきましたね。

年末からここいらにかけて、

発達が気になる子のお母さんとお話ししていると通級の話題が良く出てきます。

「1年生からは入れないって言われた」

「まずは様子を見ましょうとか、ありえない」

「診断書をもって教育委員会に直談判する」

そんな苦情にも取れてしまうような、悲痛な感想が多い気がします。

子供が学校生活をスムーズに送れるようにと熱が入るのも当然です!!

我が家の場合は、その頃は発達に関する指摘もされず

通級に行くとしてもまだ先なんだろうなくらいの気持ちで、

熱も期待もなく小学校生活をスタートしたのですが(^^;

そんな私からアドバイス…、いや、それは偉そうすぎる。

経験者の意見の”ひとつ”として考えを少しお伝えするのならば

「通級って、そんなにメリットないかもよ」

という事です。

ガッカリさせてしまったらごめんなさい。

これには理由があって、

まずは指導員と子供との相性。指導員と親との相性

ここが悪いと、結局うまく指導して頂けない結果になると思います。(意見がすれ違ってしまい。)

また、指導員の方は

「通級を心の支えに学校に通ってくる子もたくさんいます」

と言うのですが、低学年だと指導日もごくごくわずかで、

我が家の場合も週に1限しか指導時間がありません。

学校の通常クラスの授業は週5~6日あり、1日の授業数を考えると

子供の学校生活の中のごくごく少しの時間です。

子供にとって、その時間は有益な物ではあるものの、

十分に足りているとは私は到底思えません。

もちろん、すべてがスムーズに行って、

それだからこそ学校生活が円滑に送れたという事例は多くあると思いますが、

希望通り行けず、「様子を見ましょう」と言われた方も気を落とさず

「じゃぁ、どうしようか」という別のアプローチを考えると良いかもしれません。

専門的な知識のない担任の先生に工夫をおねがいするのは難しいかもしれませんが

スクールカウンセラーさんや地域の発達障害を支援している団体の方、

親の会で相談して、経験談や体験談から良い対策を練るのも有効だと思います。

この記事を通して、どなたかの気持ちが少しでも軽くなれば幸いです。

※この記事は、通級や学校のシステムに対しての否定は一切ありません。

この記事を書いた人

発達にでこぼこがある子供たち(ADHD・ASD・不安症)と暮らしています。

人とちょっと違う特性があるがために日常生活に困難さがある。
そんな多様性のある子どもたちをありのままに受け入れられる場を知りたい、作りたい。そんな思いを抱きつつ、今は自分の子育てに手いっぱいだけど、いつか困っている子供の役に立ちたい!と思い日々葛藤しています♪

子どもの権利、特別支援教育にも注目中。

✨発達サポーター
✨児童発達支援士/発達障害コミュニケーションサポーター
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