通級に通うまでの道のり その⑧

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通級までの道のり

このカテゴリーでは、小学校に入学してから通級に通うようになるまでの経緯をご紹介します。

あくまで「我が家の場合」ですので、人によっては全く参考にならないかもしれませんが、どなたかのお役に立てれば嬉しいです。

「通級に通うまでの道のり」の一覧はこちらからどうぞ。

通級をまっている間に不登校気味に

書類もすべて提出し、後は何も親がやることもなく、それなりに平和な日を過ごしていたのですが、ある日「今日は学校行けない」と言い出し、なんとかランドセルを背負って玄関まで出るものの、行けない日が増えてきました。

以前にも「行きたくない」と言う日は何回かあったのですが、1日休めばまたリフレッシュして登校出来ていたのが、今回は1週間で学校に行けた日が3日しかなかった…、今週は1日も行けなかったと、あれよあれよという間に不登校への道を進んでいった気がします。

大きなきっかけがあったというよりは、4月からずっと積み重なっていたストレスが一気に爆発してしまい、動けなくなってしまった感じの我が子。

無理をさせて登校させても良いことはないので、しばらく様子を見るためにお休みをすることにしました。

特別支援教室の入室が認められる

しばらくすると、最終的な会議を経て、役所から正式に通級への入室が認められた旨の連絡を電話でもらい、学校に連絡して通級開始前の面談をすることになりました。

面談は担当になる先生と1対1で、1時間程度。ざっと説明を聞いてから、困っていることや、こうしていきたいことなどを先生と話し合い、終了しました。

初めの説明時に言われて「え!? そうなの?」と思ったのが

通級は、学校に通っている子を対象とした支援教室なので、不登校だと入室できない

と言われたことでした。つまり、このままだと入室しても辞めなければならないと…。

またしても、私のまったく知らない知識だったのでちょっと驚きました。

不登校と通級

そんなわけで、特別支援教室入室まで、ひたすらに突っ走ってきたのに、ここにきて「入室できない問題」が出てきてしまいました。

学校に行きたくても行けなくて、それで支援が必要なのに、不登校だと支援教室にも行けないなんて。在学しているだけでは条件にならないことが腑に落ちませんでしたが、決まりなので仕方ない。

なんだかちょっと、見放された気がして、さみしい気持ちにもなりました。

※2020年2月に共産党の議員さんが、不登校でも通級の利用可へ是正を求め声をあげられたそうなので、この点は改善されるといいですよね。

ひとまずは通級がある日は登校して、そこから徐々に他の授業にも行ってみて慣らしていこうという流れで、なんとか進めることになりました。

次につづく…。

この記事を書いた人

発達にでこぼこがある子供たち(ADHD・ASD・不安症)と暮らしています。

人とちょっと違う特性があるがために日常生活に困難さがある。
そんな多様性のある子どもたちをありのままに受け入れられる場を知りたい、作りたい。そんな思いを抱きつつ、今は自分の子育てに手いっぱいだけど、いつか困っている子供の役に立ちたい!と思い日々葛藤しています♪

子どもの権利、特別支援教育にも注目中。

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