通級に通うまでの道のり その⑦

通級までの道のり 小学校生活
通級までの道のり

このカテゴリーでは、小学校に入学してから通級に通うようになるまでの経緯をご紹介します。

あくまで「我が家の場合」ですので、人によっては全く参考にならないかもしれませんが、どなたかのお役に立てれば嬉しいです。

「通級に通うまでの道のり」の一覧はこちらからどうぞ。

書類をそろえて、いざ就学相談室へ

と言うわけで、通級の話が出てから幾度の校内委員会を経て、医師の診断書と知能検査の結果がそろうまで、4ヵ月以上かかりましたが、なんとか就学相談室へ特別支援教室入室の申請書をだすところまで来れました!

就学相談室へ提出する書類は地域によってさまざまだと思いますが、我が家の場合は

  • 入室申請書
  • 面談シート
  • 知能検査結果
  • 医師の診断書

この4点を揃えて申請しました。

申請時に軽い面談を面談シートを使って行いましたが、聞かれることはさほどなく、どんなことで困っているのか程度の事でした。

※正確にいうと、申請した段階でWISC™-IV知能検査は終わっておらず、途中までの検査結果のみで申し込みをしました。最終的にはすべての書類が揃わないと受理にはならないのですが、うちの場合は早めに提出できたことで、「●日までに書類が揃えば、●月の会議で審議され、許可されたら●月から通級開始になりますよ」と教えてもらえたので、スケジュールを把握できる点では先に手続きを進めるのもありかもしれません。

特別支援教室入室申請後の流れ

我が家は申請前に特別支援教室の体験が済んでいたので、あとはこの子供が通級の必要があるのかということの材料となる行動観察をすれば、会議で審議にかけられる状態でした。

このあたりも学校によって、地域によって遅い早いはあると思いますが、申請書類を提出してから3週間後に通級の教室での行動観察が行われました。(行動観察は在籍校ではなく、役所内で行われたりといろいろなパターンがあるそうです。)行動観察は授業の合間に行われたこともあるのか、親は同伴せずでしたので何をしたかはわかりませんが、2時間使用して子供の様子が観察されたようです。

いよいよ通級開始、と思いきや。

行動観察も終わり、WISC™-IV知能検査の最後までの結果も出て、すべての書類を役所に提出した月の翌月の会議で通級申請が通り、役所から「通級が認められました」と連絡が来ました。

「お、じゃあもう来週から通級行けちゃう感じ?」

なんてお気楽に思っていたら、ここからまた学校の先生を交えた会議にかかり、そこで通級開始が確定するとのこと。(;´д`)

特別支援室への入室の話が出てから、病院の予約もわりと早く取れ、検査もつまずきながらもそんなに時間がかからず進み、学校の方もとてもスムーズに話を進めてくれたにもかかわらず、ここまで半年近くかかっています…。

正直、

小学校での集団生活が困難で通級が必要な子がそんな長い間放っておかれたら、学校に行けなくなるのが先なんじゃないか!?遅いんだよー!

と思っていました。(もちろん、担任の先生がまったく配慮してくれなかったというわけではないのですが…。)

そして、案の定、この半年の間に我が子は不登校になりました。

次につづく…。

この記事を書いた人

発達にでこぼこがある子供たち(ADHD・ASD・不安症)と暮らしています。

人とちょっと違う特性があるがために日常生活に困難さがある。
そんな多様性のある子どもたちをありのままに受け入れられる場を知りたい、作りたい。そんな思いを抱きつつ、今は自分の子育てに手いっぱいだけど、いつか困っている子供の役に立ちたい!と思い日々葛藤しています♪

子どもの権利、特別支援教育にも注目中。

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✨児童発達支援士/発達障害コミュニケーションサポーター
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