不登校って、単純じゃない。

不登校 不登校
学校に行かない選択

本格的な不登校が始まり、ついに「不登校」カテゴリーを作りました。(苦笑)

前回のBlogから結構時間が経ってしまいましたが、あれよあれよという間に学校に行けなくなり、発達障害の苦労だけではなく二次障害が出てきてしまい、その対応に追われる日々でした…。(二次障害は、家族への他害と自傷行動が主なものでした。)

我が家の場合は、毎朝ランドセルを背負って玄関に行くまではなんとなくできるのに、そこから先に進めないという状態が1週間続き、2週目からは「疲れたから学校に行けない」と言い出すようになり、本格的な不登校が始まった感じです。

本人の口から学校に行きたくないと言うまでは静かに見守ろうと思っていましたが、ついに2週間たって「行きたくない」とセリフが出てきたので学校に連絡し、担任と情報共有のために面談をしました。

もともと、発達障害にはとても理解のある先生なので、朝、学校にどうしても行けないという事も理解してくださり、面談の内容としては、

「じゃあ、次、いつ学校にこれるだろうか」

という話がメインで、近日中にイベントのある日があるのでその日だけまずは来てみたら?と言われ、その日の面談は終わり。

子供にも伝えると、「そうだねー、その日だけならいけるかも~。」みたいな感じでいたのですが、結論を言うと、その日”だけ”はなんとか行ったのですが、その後は今までと同様にまったく学校に行ける気配もなく、二次障害だけが強くなってしまった感じでした。

発達障害と小学校生活。

発達障害があっても、お友達との関係が良好だったり、学校の生活にはなんとかなじめてぎりぎりでも登校出来ている子もいれば、保健室登校や時間外登校ならできる子もいたり、なにもかもがなじめなくて不登校になる子もいる。

幼児期に発達に問題があると感じて育ててきて、いつか不登校にもなるだろうと思っていましたが、まさかこんな早くに、そしてこんな急に二次障害まで悪化するとは思っていなくて、正直、びっくりしています。

親としては、もっと頑張ってほしい、なんとかなじんでくれないかなーという思いで今まで登校させていましたが、突然悪化した二次障害を目の当たりにして、今までのその行動が知らず知らずに子供に負担を課せていたのではないかと今は反省しています。そして、改めて発達障害の子が集団生活をする困難さを身に染みて感じています。(前回のblogでは「今できることを探り、できる事だけはやらせたい。」なんて言っていましたが、それは大きな誤りだったのかもしれません。本当は、何もやらせないことが正解だったかもと今は思っています。)

不登校は言葉だと「学校に行けない」という一つの意味でしかないけれど、その原因は多岐にわたり、その子その子にあった支援の仕方が必要なんだと改めて今、学んでいます。

我が家のように、子供自身が自分が何にストレスを感じているのかといったことが理解できないタイプの子は、自ら辛いと言葉で発することもできない分、周りの大人が察知しないととことんストレスを抱え込んでしまうのだと思います。その結果、二次障害が出始めてやっとその苦しみに気づくようなことも多いのかもしれません。

正直、かなり症状が悪化してから気づくので、すぐには改善されないし、親として辛いこと、悲しいことも多いと思います。(実際、私も何度も泣きました。そして真剣に向き合えば向き合うほど辛いときも多いです。)

でも、ここで親である私がネガティブになっていては、何も解決しないのです!

どんなに良い相談機関や医療機関があったとしても、一番子供を救えるのは、常に側にいて子供と寄り添っている親だと私は思っています。だから、自分が辛いときにはもちろん泣いたっていいし、苦しんでも仕方ないと思いますが、一度大いに悲しんだら

なにをしたら良くなるかな

とぜひ考えてみてください。

自分一人の力では到底解決できない問題も、支援者の人と話したりすることで少しずつ道が見えてくると思います。決して一人で悩まず、いろんな人に悩みを話して解決の糸口を見つけてほしいと思います。

もしかしたら、今まさに不登校になった子がそばにいて、未来が見えず、この先の事を思うと落ち込んで仕方ない方もいらっしゃるかもしれません。でも、そんなときこそ、ぜひ、一番苦しんでいる子供が、一番欲しているのはあなたなのだと感じてほしいと思います。

うまくいかないことは正直多いし、忍耐も必要ですが、すぐ先ではないにしても未来は明るくなれると信じ、子供に寄り添っていきませんか?

私もできないときはあるけれど、できるだけポジティブにそう考えるようにしています。

そのほうが、自分が楽になれるし、子供も良くなっていくと思いますよ!

少なくとも、私はそう信じています✨

この記事を書いた人

発達にでこぼこがある子供たち(ADHD・ASD・不安症)と暮らしています。

人とちょっと違う特性があるがために日常生活に困難さがある。
そんな多様性のある子どもたちをありのままに受け入れられる場を知りたい、作りたい。そんな思いを抱きつつ、今は自分の子育てに手いっぱいだけど、いつか困っている子供の役に立ちたい!と思い日々葛藤しています♪

子どもの権利、特別支援教育にも注目中。

✨発達サポーター
✨児童発達支援士/発達障害コミュニケーションサポーター
✨こどもパートナー/こどもサポータ―
✨シブリングサポーター※きょうだい児サポート

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