LITALICOの勉強会に参加してみました

LITALICOの無料勉強会に参加してきた Blog

発達障害のことをネットで調べていると、必ずといって良いほど目に留まる「LITALICO」のホームページ、そして勉強会の広告。

この記事をご覧の方でも同じような方はいらっしゃるのではないでしょうか。

私も子供が不登校になってから、いろいろな発達障害に関する検索をして、「癇癪をどうにかしたい」「不登校をどうにかしたい」と思い調べまくっていた時期がありました。

そんな時、「不登校の支援と将来への準備」という勉強会の広告を見つけました。

勉強会はオンラインで無料。

無料だと当たり前ですが、サービスの勧誘や商品の売り付けがあるとは思いつつ、気軽なオンラインなので参加してみることにしました。

オンライン勉強会はZOOMを使用

在宅ワークが増えてきてすっかりおなじみになったZOOMですが、LITALICOの勉強会ではこちらのZOOMミーティングを使って勉強会が開催されていました。

講師の方1名と、サポート役の方が1名。

そして参加者は名前出し・顔出しは自由で、イメージとしては8割程度の方は顔出しなしで参加されていたので、カメラの無いパソコンや顔出しが気になる方にも参加しやすい印象でした。

ちなみに、ZOOMはスマートフォンやタブレットからでもアプリをダウンロードすることで参加できますが、途中で使われる資料がとても見辛いと思います。※資料は一部を除いて、勉強会後のアンケートに答えることでPDFデータでメールで送ってもらえます。

「不登校の支援と将来への準備」勉強会の内容

勉強会の講師ですが、題材に異なることが多く、男女含め様々な方がいらっしゃいます。

この日は発達障害のお子さんをもつ親でもある方が講師でした。

まず初めに、LITALICOのサービスについての説明があります。今回の勉強会はLITALICOライフが主催で、LITALICOライフは主に保険商品を扱っているサービスになるようです。

そのせいか、ホームページで講師のプロフィールを拝見すると、だいたい保険関係のお仕事の経験がある方、資格を持っている方が多数。

それで、肝心の内容としては、まず不登校になった際の親の気持ち、子への接しかたで気を付けたいこと等、わりと一般的な内容な感じでした。(講師によって、おそらく細かな内容は違うんだと思います。)

今回の講師の方が強くおっしゃっていたのは、不登校は子供のせいじゃない、学校と言う社会が、発達障害を持つ子供のためのシステムを持たないせいだ、ということでした。

その後、では実際にどんな支援があるのかという例として、配布される資料中には載らないのですが、どんなフリースクールがあって、そこはどんな雰囲気なのか等をさらっと教えてくれます。

フリースクール情報も、講師の方が持ちうる限りの情報にはなるので、だいたい大都市にあるものが多かったのですが、実際に通っている子供も見ていることもあり、ネットでは載っていないような情報も少し伝えてくれたのはありがたかったです。

勉強会の最後には個別面談へのお誘いがある!

LITALICOライフの勉強会では必ずあるとおもうのですが、最後に「もっと詳細に相談したい」「もっと知りたい」という方には個別相談(無料)のお誘いがあります。

もちろん、これを受ける受けないは自由で、受けなくても今後の勉強会への参加になんら不都合はないものです。

私は今回の勉強会の中で、最後の方に、「これをやったらいい」「進路をこうしたらいい」という事がわかってきたときに、お金がなくて断念しなくてはいけないという親がいるのがとてもつらいと訴えていた講師の方の思いにちょっと惹かれ、「これは保険商品の勧誘に繋がるな」という嫌な予感がしつつも、個別相談に申し込むことにしました。

実際に LITALICOライフの個別面談を申し込むことにしました。

LITALICOライフの個別面談はこんな感じ

個別面談についてもZOOMを使用してオンラインで行います。

初回は1時間半かけて、じっくり子供の特性についてお話しますとのことで聞いていたのですが、どんなお子さんですか?どう対応していますか?困ったことはありますか?などと、いろいろな発達支援所で行われる初回面談に似た感じでした。

講師の方は発達支援のプロというよりは、お金のプロという感じなので、こういった事例に深く考察して悩みを解決してくれると言う感じではないので、そういったことを求める方には正直物足りないかもしれません。

私は気になっていたフリースクールの情報について、もっと何かあるかなと思って聞いたのですが、特段、重要な情報は得られませんでした。

ただ、お話がうまく、ちょっとした雑談も交えて楽しい時間ではありました。

そしてライフプランを考えていく二回目面談

そんなこんなで時間が来ると、今後、お子さんを支えていくためにも、今後、どのくらいお金があったほうが良いか、将来に必要な教育資金や支援のための資金はいくらかを計算してみませんか?とお誘いがあります。

これも全く強制ではありませんが、人の頼みを断れない方はめんどくさく感じてしまうかもしれません。

私はその先にあるであろう保険契約はかなり否定的なタイプなのですが(そんな余裕ないし!)子供が発達障害になり不登校になったことで、今後の教育費ってどうなるんだろう?と思っていた部分もあったので、二度目も個別面談を申し込むことにしました。

二回目の個別面談には宿題があります

二回目の面談までの間(私の場合は講師の方が忙しく3週間後の予約でした)ライフプランを作るために、今現在の家計についてかなり細かく記入するシートが渡されます。

結構、調べるのが大変だったし(我が家は食費いくら~とか決めていないざる勘定なので)わからない部分もあったのですが、その辺は面談の際にひとつひとつ確認するとのことだったので、わかる範囲で書いていきました。

今後のことをしっかりつかみたい方は、出来るだけ詳細に埋めていくと結果が現実に近いものになるので良いと思います。

LITALICOライフの勉強会からの個別面談のまとめ

  • 勉強会は無料、ZOOMを使用したオンラインで気軽に参加できる
  • ZOOM上で顔や名前の表示はしなくてもいい
  • 講師は発達障害のプロというよりはお金のプロ
  • 勉強会の内容は表面的なものが多いものの、参考になる点も人によってはある
  • 個別面談に誘われる(希望しなければ自動的に断れる)
  • 個別面談の初回は発達障害関係の話もあると思うが、それ以降しばらくはお金の話がメインな予想
  • 保険商品が嫌いな人で、断れない人は面談の開始には注意が必要
  • 将来の資金について不安な人にはかなり詳細にプランニングを進めてくれるのでお勧め(ただし、保険契約の話は絶対出ると予想)

ちなみに、ライフプランだけ立ててほしいと思っても勉強会に参加しないと個別面談は出来ないようです。私はライフプランについても割と興味がある方なので、個別面談をもう少し進めるつもりでいます。

ただ、なかなか時間が合わず予約が結構先なので、今後の続きは後日書きたいと思います。

また、一つ書き加えるとすれば、これまでの感じだと個別面談回数は1回や2回では済まなそうなので、時間に余裕のない方には難しいかもしれません。(一回1時間~1時間半程度)

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人

発達にでこぼこがある子供たち(ADHD・ASD・不安症)と暮らしています。

人とちょっと違う特性があるがために日常生活に困難さがある。
そんな多様性のある子どもたちをありのままに受け入れられる場を知りたい、作りたい。そんな思いを抱きつつ、今は自分の子育てに手いっぱいだけど、いつか困っている子供の役に立ちたい!と思い日々葛藤しています♪

子どもの権利、特別支援教育にも注目中。

✨発達サポーター
✨児童発達支援士/発達障害コミュニケーションサポーター
✨こどもパートナー/こどもサポータ―
✨シブリングサポーター※きょうだい児サポート

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